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相続登記は司法書士に頼んだ方が良い?それとも自分でした方が良い?両者のメリット・デメリットを比較しながら解説します!

登記とはそもそもなぜ必要なのかご存知ですか?
土地や建物などの不動産は、評価額も高く貴重な財産なため、誰が所有者であるかをはっきりさせておく必要があります。もし、売買の際に誰が所有者なのか分からないと、安心して取引をすることができません。つまり、取引の安全を図るためにも登記が必要となるのです。これは、売買の場合だけでなく、相続の場合にも当てはまります。
そこで議論となるのが、相続登記は自分でやった方が良いのか、専門家である司法書士に頼んだ方が良いのかという点です。
本記事では、相続登記を自分で行った場合と司法書士にし依頼した場合とを比較しながら解説していきます。

自分で相続登記を行う場合のメリット・デメリット

 
自分で相続登記を行うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?自分で相続登記を行う場合のデメリットもあわせて紹介していきます。
 

1.メリット

まず、相続登記を自分で行うことはできるのか?という疑問があると思います。結論から言えば、相続登記を自分で行うことは可能です。
では、相続登記を自分で行うメリットは何でしょうか。主なメリットとしてあげられるのは、費用が安く済むという点です。
相続登記を司法書士に依頼した場合、相続登記にかかる実費以外に報酬費用がかかります。自分自身で行った場合には、報酬費用がかからない分、費用を抑えることが可能です。
また、相続登記を自分で行う場合、相続や登記について勉強する必要があり、その分野に詳しくなれる等がメリットとしてあげられるでしょう。
 

2.デメリット

上記のようなメリットがあるならば、自分で相続登記を行った方が良いのではないかと考える人もおられるでしょう。
ですが、相続登記を自分で行うことにも当然デメリットがあります。それは、時間や労力、手間がかかるという点です。
相続登記を行う際には、必要となる資料を集めたり、提出する書類を作成しなければなりません。そして、ほとんどの場合、必要となる資料は役所に出向いて取得する必要があります。そうなると、役所が開いている平日の時間帯に行く必要があり、仕事をしている人にとってはかなりの手間になってしまうでしょう。更に、戸籍を読み解いたり、税金の計算をしたりと様々な手間がかかります。
また、相続が複雑だった場合、問題が発生することもあります。例えば、相続人に漏れがあった場合には、その当事者とトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。
 

相続登記を司法書士に依頼する場合のメリット・デメリット

 
以上が、相続登記を自分で行う場合のメリット・デメリットでした。それでは、相続登記を司法書士に依頼した場合のメリット・デメリットは何があるのでしょうか?解説していきたいと思います。
 

1.メリット

相続登記を司法書士に依頼する場合のメリットは、何と言っても時間や手間、労力をかけなくて済むことです。
司法書士は相続の専門家ですので、相続登記の資料集めから提出書類の作成、戸籍の読み解き、税金の計算など全て任せることができます。自分で役所へ出向く必要もありませんので、仕事を休んだり、そのために時間を割く必要がありません。
また、権利関係が複雑な登記についても、専門的な知識のともと、解決をはかることができますのでトラブルに発展する可能性も抑えることができます。
更に、資料収集から登記書類作成までをまとめて依頼するので、スピーディーに相続登記の手続きを完了することができるのも司法書士に依頼する場合のメリットだと言えるでしょう。
 

2.デメリット

それでは、相続登記を司法書士に依頼した場合のデメリットとは何でしょうか?その答えは、費用面になります。
司法書士に依頼した場合、時間や手間、労力がかからない分、報酬費用がかかります。依頼した司法書士によって変動はありますが、相続登記にかかる報酬の相場は6万円から10万円とされています。
どうしても費用を抑えて相続登記を済ませたいと考えている場合には、この報酬費用がデメリットだと感じる人もいるでしょう。
 

まとめ

相続登記を自分で行う場合と司法書士に依頼する場合のメリット・デメリットについて理解していただけたと思います。